P.O.C. SUPER ROCK FISH 2017

第133回 P.O.C. SUPER ROCK FISH 2017 アイナメ・ソイ 北海道 福島漁港 11月26日(日)

 さる2017年11月26日、2017年のパワーオーシャンカップを締めくくる北海道・東北頂上決戦「P.O.C. SUPER ROK FISH 2017」を開催しました。今回で三回目をむかえるP.O.C. SUPER ROCK FISH。北海道・東北各ツアーのアングラーオブザイヤー(以後、A.O.Y.と略)、そして各マスターズクラシックで上位3名となった選手のみが出場権を獲得する、まさしく頂上決戦です。北海道ツアーからは、2017 A.O.Y.・玉川正人選手、マスターズクラシック優勝・寳福一也選手、そして2位に玉川選手が入賞したため、3位・菅原優一選手、4位・谷藤圭太選手の4名がクオリファイ。東北ツアーからは、2017 A.O.Y.・阿部寿彦選手、同じく2017 A.O.Y.・森本正善選手、マスターズクラシック優勝・菊池勇貴選手、2位・今野勝和選手、3位・佐藤裕一選手の5名がクオリファイ。さらにスペシャルゲスト選手としてプロフィッシャーマン・田辺哲男選手、折本隆由選手が加わります。誰が勝ってもおかしくない錚々たる顔ぶれ。この11名がロックフィッシュトーナメンター日本一の称号を懸けて戦います。

 さて、今回決戦の舞台は、パワーオーシャンカップの原点「北海道・函館」。1993年、エコギアが発足し、ゲームフィッシュとして日本のロックフィッシュの可能性を最初に模索しはじめた場所、それが実はこの函館です。我々にとっても特別な場所。日本のロックフィッシュシーンのスタート地点が、P.O.C. SUPER ROCK FISH 2017の舞台です。

 前日にはレセプションパーティーを開催。ツアー間の交流を深めるとともに、同じロックフィッシュを追うアングラーとして、ロックフィッシュの置かれている現状を共有し、これから未来へとロックフィッシュシーンを繋げていくためには、魚とどう向き合っていくべきか、環境とどう向き合っていくべきか・・・翌日に控えた決戦を前に、ゲームフィッシングの本質を再確認した、非常に内容の濃い情報交換の場となりました。

 急激に発達した低気圧の影響で冬型の気圧配置となり、前々日から前日にかけて季節的には早すぎるまとまった量の降雪となり、一気に冬景色となった道南。北西風も残ってしまう予報のため、当初予定していた沖堤防での開催は断念することに。2015年にP.O.C. SUPER ROCK FISHを立ち上げた時も函館沖堤防を予定したものの、今回と同じく悪天候により乗ることができなったため、二度にわたり天候に泣かされることとなりました。安全を最優先することは釣りを行ううえで大前提なので致し方ありません。沖堤防に渡れない場合のフィールドとして今回選んだのは、松前郡福島町にある福島漁港。函館市街から車で約二時間弱の場所です。南北約700m強に広がる漁港で、道南では比較的大きめな漁港と言えます。複雑な形状をしており、様々なアプローチで攻めることができるのが特徴。横綱・千代の山、千代の富士関の故郷であることから横綱の町として有名な北海道・福島。この地で2017年のロックフィッシュトーナメンターの横綱を決める・・・何か運命的なものを感じます。泣いても笑っても一発勝負。はたして誰が頂点に立つのか?

 8:00前、会場となる福島漁港、旧フェリー発着所前に全選手が集合します。北西風は多少あるものの、夜半に降りしきった雨は上がり、地面の雪もほぼ融け、安全に釣りを行えます。早速タックルチェック、ミーティングを行い、いよいよスタートフィッシング!各選手が思い思いのポイントへと向かいます。大会本部置いた南側のエリアには、菊池選手、今野選手、佐藤選手、森本選手の東北勢4名、そして、菅原選手、寳福選手の北海道勢2名が展開しています。東北勢は埠頭から船道や沖の沈み根を後半にロングキャストで探っている様子。東北勢らしい試合運びです。一方で北海道勢2名はというと、こちらは対照的な展開。菅原選手は競技エリア南端となる南防波堤の先端付近にエントリー。広範囲をキャスティングで探っています。寳福選手はというと、足元に沈むケーソンブロックや基礎の隙間をバーティカルに探っています。北海道の冬の定番的スタイルで攻めます。

 スタートから北側へ展開していったのは、阿部選手、折本選手、田辺選手、谷藤選手、玉川選手。もっとも沖に突き出した北防波堤の先端に阿部選手、折本選手、谷藤選手がエントリー。沖堤防の基礎や船道を広角に探っています。北防波堤の中央付近で船道を狙うのは田辺選手と玉川選手。玉川選手はフラチャットで得意の“巻き”のゲームを展開しています。田辺選手は堤防回りを丁寧にテキサスリグで探っている様子。開始してしばらくし、田辺選手のロッドが曲がります!上がってきたのはキーパーサイズのアイナメ。今大会ファーストフィッシュは田辺選手でした。その後も、田辺選手はコンスタントにバイトをひろっているようで、開始から一時間ほどでリミットメイクに成功。初見のフィールドで誰よりも早く状況把握をし、釣れる魚を見つける洞察力、そして確実に釣るテクニックは流石。同じ頃、玉川選手もファーストフィッシュをキャッチ。北防波堤中央付近が状況的に良さそうな雰囲気です。

 潮位が満潮から下げ潮に差し掛かる9:30頃、南側に展開していた選手が動きます。田辺選手のちょうど対岸にいた佐藤選手は、いったん船道狙いをやめ、港内に入り込んでいるであろう魚に照準を絞ります。港中央付近に移動し、広角にキャストして港内を探り始めます。今野選手、森本選手も同様の展開にシフト。菊池選手は港奥のスロープや船溜まりを探り、早々に見切りをつけて北防波堤へと移動。北防波堤先端に入っていた選手にも動きが出始めます。阿部選手、谷藤選手が港中央付近へと移動。折本選手のみが先端に残ります。

 10:00過ぎ、戦況が大きく動きます。北防波堤の中央付近、田辺選手や玉川選手が展開しているエリアに菊池選手が加わります。そこから菊池選手の猛スパートが始まります!エントリー後、一尾目となるアイナメをキャッチ。それも他の選手よりもあきらかにワンサイズ大きい。そしてさらに立て続けて同サイズをキャッチしていきます。この光景を見て思わず動いた今野選手、森本選手。両名とも北防波堤に移動します。この時点で、リミットメイクしていたのは田辺選手と菊池選手。しかし、客観的に見て菊池選手の魚の方が一回り良型。一気に試合を決めてしまうような菊池選手の怒涛のラッシュ。このまま独走するのか?他の選手が待ったをかけるのか?

 ストップフィッシングとなる13:00。大会本部前の検量場に全選手が帰着します。再び降り始めた雪の中、ロックフィッシュトーナメンター日本一を決める運命のウエイインとなります・・・

優勝 菊池 勇貴

アイナメ3尾 2,930g

【today’s game】 2017年のロックフィッシュトーナメンターの頂点に立ったのは、東北代表・菊池勇貴選手。アイナメ3尾、トータルウエイト2,930gと、他の選手を圧倒。マスターズクラシック2017東北優勝の勢いそのままに、P.O.C.2017最強の座を一気に勝ち取りました。スタートフィッシングからバイトが遠い状況のなかでも、焦ることなく考えられるパターンをひとつずつ検証しながら答えを探り、常に冷静にゲームを進め、最終的に勝利につながる方程式へと辿り着いた、まさに盤石の戦いぶり。戦った全選手が「強い!」と認めた圧巻の勝利でした。おめでとうございます!

【comment】 朝一は、大会本部付近の埠頭からスタート。初めての場所なのでキャスティングで、ボトムマテリアルやブレイクライン、海藻の有無をチェック。ボトムマテリアルは砂、ブレイクはそれほど明確ではないと確認。沖のゴロ石を見つけるもバイト無し。これは海藻パターンだなと判断し、港奥の船溜まり、南側スロープに移動。しかし海藻があるにはあるものの、魚が着くタイプの海藻でなかった。北側のスロープに移動するとワカメ系の海藻があることに気付き、扇状にキャストで探っていくとワンバイトあった。そのままの地続きで北防波堤へ移動。すると手前にホンダワラが見えた。まずは手前をキャストで探るもバイト無し。沖にキャストして縦に海藻帯を探ると1~2投目でバイト。乗らなかったのでもう一度入れなおすと次ぎはフッキングした。この魚がエビとハゼを吐いたの見て、アフタースポーンの状況を考慮すると、このエリアでこのパターンを押し通せばよいと判断。ルアーは、3"リングマックスバス(317 ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)の28gビフテキリグ。はじめはロッドを縦に裁いてストロークをいかしながら早めのテンポで探り、ストラクチャーにスタックしたタイミングで、それを弾く感じで外していき攻めたがバイトが浅い。よりスローに、そしてスタックも弾く感じではなく、ほどく感じでソフトに攻めなおして確実なフッキングへと持ち込んでいった。スローな攻めに切り替えてからメスが混じるようになり、結果オス2尾、メス3尾をキャッチすることに成功した。沖堤防戦ではなく、漁港戦だったので戦いやすかった。

【tackle】

ロッド: 9’6”スピニングロッド
ルアー&リグ: 3”リングマックスバス(ノリーズ) + 28gビフテキリグ

2位 玉川 正人

アイナメ2尾、クロソイ1尾 1,260g

【today’s game】 準優勝は、北海道代表・玉川正人選手。アイナメ2尾、クロソイ1尾のミックスバッグで、トータルウエイト1,260g。圧倒的な勢いで周囲の空気を飲み込んでいった菊池選手の近くで、ペースを乱すことなく自分自身のゲームを確実に貫き通し、しっかりと積み上げていった玉川選手。百戦錬磨の強豪たちですら浮足立ってしまうような状況下でも、決してブレないその姿に、北海道2017 A.O.Y.としての貫禄を感じました。北海道代表の意地を見せることができたのではないでしょうか。

【comment】 朝一から北防波堤中央部付近にエントリー。ちょうど護岸が新しく切り替わっている付近。初見の釣り場なので、まずは遠投で沖のブレイクラインを探っていくことに。ルアーは、3.6"リングマックスバス(004 ウォーターメロン ブラックFlk.)の24gフリリグ。すると2、3度バイトがあった。しかり乗らず。ワームの頭を少しカットして、サイズを小さくし、再アプローチ。すると今後は確実に乗った。キーパーギリギリサイズのアイナメだった。その後はバイトが無く、フラチャットの巻きの展開や色々試すも迷走。すると、先ほど自分が入っていたポイントで菊池選手がラッシュしている。もとのポイントに戻り、探ることに。おそらくブレイク絡みの魚はすでに叩かれていると判断し、足元の基礎石周りを丁寧に探るパターンでアプローチ。アフタースポーニングから越冬にシフトしはじめている個体を穴撃ちで狙う。ストレート5”(015 スモークペッパー+レッドFlk.)のテキサスリグ。シンカーは10~14g。穴にリグを送り込み、ボトムでシェイキング&ステイ。その後ゆっくりと引き上げるという流れの繰り返し。これでアイナメ1尾、クロソイ1尾をキャッチすることができた。途中迷走したが、最後まで諦めずに穴を撃ち続けたことが入賞に繋がったと思う。

【tackle 1】

ロッド: ロックフィッシュボトムパワーオーシャンRPO710XHS2(ノリーズオーシャン)
ルアー&リグ: 3.6”リングマックスバス(ノリーズ) + 24gフリリグ

【tackle 2】

ロッド: 7’01”ベイトロッド
ルアー&リグ: ストレート5”(エコギア) + 10~14gテキサスリグ

3位 今野 勝和

アイナメ2尾 1,120g

【today’s game】 3位は、今野勝和選手と森本正善選手が同ウエイトで並ぶ結果に。東北代表として勝ち上がってきた今野勝和選手。今野選手が時間をかけてものにした、ミニタンク1-1/2"という極小アイテムを軸にしたスタイルをSUPER ROCK FISHの舞台でも貫徹。一度の取りこぼしが命取りになるようなタフな試合のなかで、着実にキーパーを手にし、見事表彰台へと上りました。

【comment】 朝一は、本部前の埠頭に入り、港を出入りしているであろう動いているタイプの魚を探した。沖に感じの良いゴロ石があったが、その周りを探るもノーバイト。そのまま港奥の船溜まりへと移動することに。しかし依然バイトは遠い。漁港中央部付近でたまたま移動時にすれ違った佐藤選手に話を聞くと、ラインブレイクとのこと。同じようなロケーションで探り始めるがやはりバイトが無い。ふと対岸に目を向けると、菊池選手のファイトシーンが目に飛び込んできたので、初めての釣り場であることから、釣れている場所に入ることに。北防波堤の中央付近にエントリー。釣れている菊池選手を見ると、遠投でもない、足元でもない感じ。であれば、自分のパターンであるミニタンク1-1/2”(117 グロウ(夜光)/ウォーターメロンバック)の14gビフテキリグでスローに探り喰わせていく戦略でアプローチ。イメージはヤドカリなどの甲殻類。思い通り、数投目でアイナメ1尾目をキャッチ。約10分後にもう1尾追加することに成功した。その後はバイトが無くなり、フィニッシュとなった。

【tackle】

ロッド: 8’03”スピニングロッド
ルアー&リグ: ミニタンク1-1/2”(エコギア) + 14gビフテキリグ

3位 森本 正善

アイナメ1尾 1,120g

【today’s game】 同じく3位には東北代表・森本正善選手がランクイン。P.O.C.2017東北ツアーはもちろん、今年はその他の各大会でも高成績を残し、着実に勝負強さを身に着けて成長し続ける実力派若手トーナメンターが、SUPER ROCK FISHという大舞台でも臆することなく勝負強さを発揮。日頃から新たなフィールドへ積極的に足を運び、感性を磨き続けた結果がこの表彰台に繋がっていたと確信します。

【comment】 朝一、本部前の埠頭を探るも一時間ほどノーバイトだった。徐々に港内へ移動しながらバイトを探す。漁港中央部付近に張り出した埠頭先端にエントリー。ロックマックス3”(370 ケルプジャングルチョイス)の17.5gビフテキリグをキャストし探り始めるとすぐにバイト。それが1,120gのオスのアイナメだった。婚姻色がしっかり出ている魚だったため、スポーニング絡みの魚が同じようなロケーションにいないかとチェック。ルアーはインレットミノー(IL06 ステインチョイス)をカットし、ブレードをプラスしたリグにチェンジ。フラッシングでバイトを誘っていった。手前の係留船の下にゴロ石があったのでそのあたりをチェックするとバイト。しかし残念ながら乗らず。すかさずルアーをエコギア アクア 活カサゴミルフル3”(A13 ナチュラルチャートグロウ(夜光) クリスタル+ブラックFlk.)にスイッチ。フォローで入れるとすぐにバイト。しかし、なす術無く手前の根に巻かれてしまい痛恨のラインブレイクとなった。結果的に最初の1尾でウエイインとなった。

【tackle 1】

ロッド: 9’09”スピニングロッド
ルアー&リグ: ロックマックス3”(エコギア) + 17.5gビフテキリグ

【tackle 2】

ロッド: 9’10”スピニングロッド
ルアー&リグ: エコギア アクア 活カサゴミルフル3”(エコギア) + 21gビフテキリグ

5位 寳福 一也

アイナメ1尾、クロソイ1尾 1,000g

【today’s game】 大会本部付近の漁港南側を中心に展開。越冬態勢になりつつあるアフタースポーンの魚をメインに据え、足元の基礎石やケーソンの穴を丁寧に探り歩いた。試合後半に良いバイトを何度か拾うも痛恨のミス。表彰台まであと一歩というところでフィニッシュとなった。

6位 田辺 哲男

アイナメ3尾 990g

【today’s game】 北防波堤中央に突き出す小突堤先端付近にエントリー。早々に今大会ファーストフィッシュをキャッチ。エコギア熟成アクア ロッククロー2.5”(J04 ホヤイエロー)を軸に、その後もコンスタントに釣り、リミットメイクに成功。しかし、サイズが伸びなかった。

P.O.C. SUPER ROCK FISH 第三代王者は、東北の若手トーナメンター・菊池勇貴選手!!

 P.O.C. MASTERS CLASSIC2017東北・優勝でP.O.C. SUPER ROCK FISHへと勝ち上がってきた菊池勇貴選手。本格的にトーナメント参戦をはじめてからまだ2年というフレッシュな若武者が、2017ツアー参加総勢372名の頂点へと一気に駆け上りました。おめでとうございます!

P.O.C. SUPER ROCK FISH 2017を振り返り・・・  

 悪天候により予定していた函館沖堤防へ渡ることができなかった今大会。その代替エリアとして今回セレクトした福島漁港は、意外にも北海道の選手を含めても大半が初見でした。初めてのフィールドということで各選手、手探りから始まり、どうやって1尾にたどり着くのか・・・どうやってスコアを築き上げていくのか・・・各選手がイコールコンディションのなかで、アングラーのスキルが試される注目の展開となりました。結果は、参加選手11名中、6名がウエイイン。ノーフィッシュだった選手も、ミスバイトやラインブレイクなど、何かしらの手応えはあった様子。おそらくは魚は思っているよりもいる・・・。戦った選手もそれはしっかりと感じていました。しかし、前々日から降りしきった雪が、前夜の雨で一気に流れ込み、ただでさえスポーニング絡みの難しい季節の状況を、さらにタフな展開へと変貌させてしまいました。天気には逆らうことはできませんが、もし天気が良かったら・・・と若干の悔しさが残りました。とはいえ、百戦錬磨の選手ですら1尾を絞り出すのに苦労した“超”が付くほどのタフな状況下でも、アイナメ3尾で3kgに迫る見事なウエイトを叩き出した菊池選手。その場にいた誰もが『ロックフィッシュトップトーナメンター』だと認める圧勝でした。ロックフィッシュというゲームフィッシュは、アングラーの実力の差がはっきりと出るターゲット。日頃からテクニックを磨き続け、ロックフィッシュと真摯に向き合ってきた選手のみ手にすることできる勝利。この素晴らしいゲームフィッシュとしてのロックフィッシュを、これからも大切に伝えていこうと心に誓う大会となりました。

  最後に、今大会開催にあたり、ご協力を頂きました関係各位に心より感謝申し上げます。そして、パワーオーシャンカップ2017にご参加頂きました全選手の皆様に、深く御礼申し上げます。2018年も多くのアングラーにゲームフィッシングの魅力を伝えられるよう、パワーオーシャンカップを更にブラッシュアップして開催して参りますので、来シーズンも皆様のエントリーをスタッフ一同、心よりお待ちしております。今年も一年間、ありがとうございました。