POWER OCEAN CUP2009北海道“MASTERS CLASSIC”リザルト
2009年11月21日土、2009シーズン北海道ツアーを締めくくる最終決戦「POWER OCEAN CUP2009北海道“MASTERS CLASSIC”」が開催されました。エントリーできるのはPOWER OCEAN CUP 2009北海道各3戦を勝ち抜いた上位5名とそれらを除いた総合ポイント上位6名、そして’08クラシックウィナープロスタッフ柏木雅一氏と’08アングラーオブザイヤー八下田智之氏を加えた総勢23名。選ばれた者だけが戦いの場に上がることができる真の頂上決戦。 舞台は2008 MASTERS CLASSICと同じ、北海道屈指のフィールド「白老漁港・沖防波堤」。フィールドは開催一週間までシークレットとされ、事前のプラクティスによる情報戦ではなく、トーナメント当日のフィールドコンディションを的確に把握し、状況判断し、ゲームを組み立てていくというゲームフィッシャーマンとしての資質が問われる形式に。北海道ツアーを勝ち抜いた強者達のハイレベルな戦い・・・激戦必至! 大会当日は雪。選手達のボルテージが上がるなか開会式を行い、早速白老漁港から沖堤に。タックルチェックを終えた後、いよいよ決戦の幕が切って落とされました。 今回のCLASSICは3ステージ制でのトーナメント。1stステージは渡船した場所から北側エリア。2nd ステージは南側エリア。それぞれ2時間の戦い。3rdステージはエリア無制限、2時間の戦いとなります。
1stステージ
1stステージスタート早々、複数の選手が次々に良型のアイナメ、ソイをキャッチ!やはり激戦を勝ち抜いてきたエキスパート達のレベルは非常に高い!そして北海道のフィールドが持つポテンシャルも高い!相当なハイウエイトバトルになると期待が膨らむ。 この時点では、多くのアングラー達がスイミングをメインパターンに組んでいる様子。グラスミノーL[エコギア]やミノーS[エコギア]をセレクトしたアングラーが多く見受けられた。
2nd ステージ
2nd ステージになっても雪は降りやまず、選手達の体力、気力ともに試されるヘビーなコンディション。しかしそんななかでも各選手が集中力を切らさず、コンスタントに釣果を上げていく様は、頂上決戦にふさわしいと感じさせるものでした。
3rdステージ
その後、3rdステージに入り、ウェザーコンディションが一気に回復。選手達にとってはよりゲームに集中できる天候となるものの、潮の状況が変わりロックフィッシュの活性が急激に落ちてしまう。この状況を的確に把握し、しっかりとアジャストできた選手はバグアンツ2”[エコギア]など、ボリュームダウンしたルアーでアプローチ。そして、状況が悪化するなかでもコンスタントにグッドサイズのアイナメをキャッチしていきました。
結果は?
そして遂に終了のコール。選手全員が最後の最後までゲームに集中し戦い抜いた、北海道ツアーの1年を締めくくるにふさわしい大会となりました。
結果、三上顕太氏がグッドサイズのアイナメをリミット5本揃えトータル4950gというハイウエイト!見事POWER OCEAN CUP2009北海道“MASTERS CLASSIC”を征しました! 同時に、来年のMASTERS CLASIC北海道の出場権を獲得。
優勝 | 三上顕太 |
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リグ: |
バグアンツ2”カラー:#004ウォーターメロン ブラックFlk.+1/4oz7gテキサスリグ。 |
メソッド: |
堤防の壁際を丁寧に探り、リアクションでバイトさせた。 |
2位には今大会最大となる1590gというビッグサイズアイナメをウエインした岩田昭治氏がランクイン。良型のアイナメを5本揃えトータル4600gというハイスコア。1位に350g差という僅差で堂々の2位に。
3位にはプロスタッフ柏木雅一氏が入賞。アイナメをリミット5本きっちり揃えてトータル3780g。安定した釣果を叩き出す術はプロスタッフの名に恥じない見事な結果と言えるでしょう。
優勝 三上 顕太 | アングラーオブザイヤー 高畠 邦宏 |
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